片山英一さんの図書の贈呈                

          桑田 結


 
 本会永年会員だった、片山英一会員のご遺族から、蔵書の整理をしたいとの相談を受けた。
写真集をはじめとして、ブータン関係の図書など、約400冊の図書類だった。

 曾つて、片山さんは、浜坂町立加藤文太郎記念図書館の開館時にも、多数の蔵書を寄付され、図書館の2階にある、山岳図書コーナーの充実に寄与された。隣りのコーナーには、加藤文太郎コーナーがある。活躍された時代の質素な装備、日記など加藤文太郎さんの人柄がしのばれる遺品類が展示されている。(文太郎さんは浜坂町のご出身です。)

 図書の寄付を、久斗山の中村区長を通じて打診したところ、青んで受けるとの返事をいただいた。その旨、片山様に伝えて、早速ブナを植える会のメンバーで図書をいただき、図書目録作りを行った。同時に、JAC関西の柏木様にリストを送り、入用な図書があれば、どうぞと伝える。数冊の図書がJAC関西のルームヘお嫁入した事は、柏木様の報告でどうぞ。

 浜坂町へは、ブナを植える会の「創造の森ふれあいまつり」への参加時に、持参する事を決め、連絡を入れる。マイクロバスに、図書約350冊を積込み、6月4日、22名の会員とともに、神戸を出発した。昼前に、香美町村岡区へ入る。瀞川稲荷周辺で育樹作業を行なう、雷鳴が聞えたので下山する。

 午後四時、図書館着。教育長、館長に迎えられ、図書を運び入れる。ホールに図書を並べて会員同席の中で贈呈式を行なう、翌日、地元紙に大きく報道された、これで役目は無事終えた。

 ところで、会員皆様には山岳図書を大事に沢山、お持の事と思いますが、いづれ図書を整理される時期が来ると思います、その節には、是非とも、別記の当図書館へ寄付して下さい。まだまだ図書充実を計っておられます。本にとっては、二度の務めで本の価値が保たれれば、貴重な資料の保存になると思いますので、どうぞご留意の程を。

 図書館には、山好きの人達の来訪が絶えないと聞きました。


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