鴨内峠〜由良坂
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関西支部分水嶺踏査・区分U−2
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芳村嘉一郎
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五台山より中央に五大山を望む(その奥・向山連山)
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氷上、市島の町境界尾根には宗教的な名のピークが続いていて、かつて市島町徳尾の大原神社より白毫寺へ下る回峰行のルートがあったらしい。このことを教えてくれた地元の分水嶺愛好者らと、今日は六人で歩く。加古川に流れ込む鴨内谷川に沿って山に向かい、五台山登山口標識で沢を離れ雑木林の中をジグザグに登り、鴨内峠に着く。峠からは稜線通しの歩きやすい道で、所々に「幸世村直営地境」の古い右標や、新しい 「分水界の径」 の標識がある。
五台山山頂からは丹波、播州はいうに及ばず、但馬、丹後の山までいつまでも見飽きない大展望が得られた。次の小野寺山からも、眺望はほぼ360度である。爽やかな風に吹かれて明るい雑木林、続いて植林帯を行く。松林の最低鞍部を過ぎると、氷上槍と呼ばれる鷹取山への瞼しい登りになる。小さな祠と三角点のある山頂で昼食にする。 |
| 檜林の中を嫌になる程下って美和峠に降り立つ。ここから愛宕山への登りは鷹取山にも増して厳しい。木の根や岩角を掴んでの急登で登り着いた山頂に三角点は見当たらなかった。お堂と一対の常夜灯、少し先に大きな岩があり、「京都愛宕山遥拝所」 の表示があつた。本家?の愛宕山が微かに霞んで見えた。 |
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急なザレ場を下り、展望のよい岩鼻から送電線鉄塔の下をくぐって登り返すと五大山である。点名「自重寺」三角点標石はかなり古いもので、50p近くも地面から飛び出ている。しばらくは前回歩いた向山連山、今日歩いてきた五台山からの分水界を眺めながら一息入れる。
次のなだらかなピークは三日月山で、黒井城址への分岐である。更に余波のように小さい登降があり、最後の分岐で 「分水界の径」 は尾根を離れて山腹を捲いて下っている。私たちは尾根通しに直進し、疎らに木の生えた急斜面を下り、暗い林の中の峠に降り立った。地図上では由良坂の 「良」 の字に当たる地点だが、地形的に由良峠と呼んでもいいように思う。昔はかなり往来があった所のようである。ここで今日の分水界歩きを終えて南油良へ下る。
今日のコースは周辺各町が道標や道路の整備を進めているので、道を探すことも薮漕ぎも全く必要なかった。展望に適した場所も多く、「分水界の径」として地域に親しまれ、近年はさまぎまなイベントも催されている。梅雨入り寸前というのに終日快晴に恵まれ、若い仲間達と楽しく歩きながら、山名や地名の謂われなどいろいろと教えて貰った。厚く感謝の意を表したい。
【期日】 04年6月5日
【参加】 芳村嘉一郎、他に会員外5名
【コースタイム】 駐車地点9:50−五台山登山口10:03−鴨内峠10:22〜10:26−五台山 (654.6m) 10:57〜11:12−鷹取山 (566.4m) 11:55〜12:351-美和峠13:・001-愛宕山13:20〜13:30-五大山 (569.2m) 13:48〜14・00−三日月山(541m)14:10−由良坂14:50−公民館15:15
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