直谷から法道山へ 

須磨岡 輯

関西支部山行 分水嶺区分3−5                           04/04/29(日) 晴れ

 生野町民会館前から併走して来た車一台を「サデの谷」入り口に置き,宮の谷・法道寺谷・魚が滝 を過ぎ直谷渓谷入口に向う。
 渓谷入口側に車を止め歩く準備を始める。  渓谷沿いの林道を歩き出して間もなく,直谷不動尊の行場への下り道,すぐ先に巡視路を示す「火の用心」の標識がある。
 渓谷は滑滝の連続で見応えのある谷が続く,途中二股に分かれる林道側の小屋を過ぎると間もなく林道終点に着く。
 立派に育ったスギの人工林の中をジグザグに登って行くと鹿除けネットに出て,これを二箇所潜り鞍部の分水嶺に出る。 ネットに沿って歩き次の小さなピークで景色を見ながら小休止。
 ネットを右に左に変えながら高度を稼いで行く。 ピーク731mでは展望が利き,多々良ダムが直下に,行者岳,青倉山,摺留が峰,氷の山まで見える。
 暫くアップダウンの少ない歩きが続き,これを過ぎると赤星山への長い登りとなり,やっと傾斜が緩むと小潅木の下に四等三角点が据わる赤星山山頂であった。
 山頂から広い歩きやすい径が下っているが関電の巡視路で,法道寺谷から登ってきた二人連れに「展望が良いから」と進められたが,丁重にお断りし進むべき尾根を探す,
梢越に分水嶺とは思えない急傾斜の尾根が北寄りに下っているのを分水嶺尾根だと確信し, ずり落ちる様に雑木を掴まえながら鞍部へ降りる。
 露岩が在る細尾根を過ぎる辺りから,大昭和製紙の黄色い標識が現れ,これに沿って進んで行く。  天気がいいので見晴らしの良い場所で弁当を広げる事にし,これから歩く法道山への手ごわい稜線を眺めながらピーク769mで昼食にする。
 食事を終え元気が復活したので,西に延びる傾斜のキツイ尾根を下りアップダウンを繰り返し進む。 左にスギの人工林が現れ,前方へ延びるコースに乗って暫く進むが,岩屋観音へのコースに気付き引き返す。 慎重に周囲を見極め,90度に折れ,スギ林と雑木帯との間を下りだす。 先に進むにつれナル地に変わり,小尾根が四方に出ているのでコースを外すが,大きなロスも無く正規のルートに乗る。   
 この辺りからスギ林に変わり暗く,梅雨時期には山ヒルに注意が必要になるが今回は出会う事もなくクリヤー出来た。
 今は歩く人も居なくなった法道寺谷から岩屋観音へのハイキングコースの看板が,朽ちる寸前の姿で目に付く。 
 足元の悪い長くキツイ登りが法道山頂上まで続くので、夫々がマイペースで歩き頂上に立つ。  やっと今日の目安がついたので長い休憩になる。
 山頂から急な下りを降り、若木の植林帯へ入ると視界が利かず,小枝が行く手を阻むのでコース取りに注意し確認しあいながらの前進になる 。
 緑資源公団の見出し標示を確認したのち,再び 地図に磁石,それに目印になるテープや境界ポールを探しながらの前進が続く。  やっと今日の最終ピークに立ったので(ビニールテープが三本も巻いてあった)後は稜線に乗って下るだけだと油断があり,最後のさいごで左へ取って仕舞い,急坂を雑木に掴まりながら予定どうりに「サデ谷」に降りる。後は左へ取り流れを抜け林道を下ると車の駐車する出口へ着く。
 最後の失敗はこれから続く分水嶺を歩く長く苦しいコースに対する警鐘だったかもしれない。

(コースタイム) 
生野町民会館7.50〜直谷渓谷入口 8.35〜林道終点9.10−15〜分水嶺稜線  9.25〜P731m、10.35 〜赤星山775.7m昼食、10.40−11.00〜法道山806.5m 14.10−30〜法道寺谷出会い14.45〜分水嶺分れ15.50〜サデの谷林道16.10  〜サデの谷入口16.30,
(参 加) L須磨岡 輯・中島 隆・星根文子・山内幸子     4名