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子午線が通る分水嶺を歩く事になった。国道9号線を福知山へ新庄から国道429号線、途中榎峠を車で通過して青垣町中佐治へ車を走らせる。中佐治は豊岡自動車道の建設中で橋脚やトンネルが出来ていた。工事現場の駐車場に車を止めさせてもらって舗装道路を歩き始める。林道に分け入って倒木などをさけながら植林の中を進むと、やがて、深く掘れた峠道に出た。地形図には記載がないが、地元ではかや峠(栢)と呼ばれているようです。
この峠から分水嶺の踏査の始まりです。最初は辛うじて踏み跡が有るのですが、少しずつ倒木や灌木笹などが行く手を塞ぐようになり、顔には蜘蛛の巣がへばり付く様になる。点名榎峠の三等三角点辺りから桧の植林に変わった。
車の通る音がするので下ると、先ほど通った国道429号線の榎峠を横断することになる。国道を越えて植林の中を登り直すと、そこからは自然林の広い尾根になっている。日だまりにはヤマカガシが気持ちよさそうに日向ぼっこして、木の上では春ゼミが鳴いている。尾根道には所々深く掘れた峠道か仕事道が多く確認することが出来た他、梨木峠と千原峠など立派な峠が有り烏帽子山にはお城の石垣など丹波の歴史と人々の生活を色濃く感じる分水嶺だった。
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