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長年霞沢岳に登りたいと思いながらその機会を逸していた所、今年6月に入会したばかりの、関西支部の個人山行に初めて参加させて頂き長年の夢が叶えられる事になった。
9月28日(日) 参加者総勢13名は、3台の車に分乗、一足先に浦上車は上高地に入り、残り2台は藤木祭の出席者を乗せ遅れて出発。 名神、中央道中津川ICを経て、薮原から野麦街道経由で深夜に沢渡着。 アルピコタクシー駐車場にて仮眠。
29日(月) 5:00 タクシー2台で早朝の上高地入り、一旦山研に荷物を預け、上高地バスターミナルに取って返しターミナル食堂で朝食を済ませ、8:00 山研を出発し今日の宿泊地徳本峠を目指す。 十分時間があることもあり梓川沿いの道をゆっくり散策しながら明神池で一服後、白沢沿いの道を辿り、13:30徳本峠到着。
峠には40年近く前、島々から上高地へのクラシックコースを辿った当時の姿のままの徳本峠小屋が、丸太に支えながらも健在だったことが嬉しく感じられた。
30日(火) 5:50 徳本峠小屋を出発。 夜来の雨が雪に変わり薄っすらと初冠雪を覆われた穂高の峰々を眺めながら霞沢岳を目指す。小屋を出て約1時間(6:40)でジャンクションピーク(2428m)に到着。 ジャンクションピークからK1ピークへの道は、厳しいアップダウンの繰返しが続きこのコースで一番苦しい箇所、9:10 K1直下の急坂を直登しピーク着く。ピークからの眺望はまさに絶品。 正面には初冠雪で薄っすらと白くなった穂高の峰々、その左手に焼岳、その向こうには笠が岳、更に常念、蝶が岳の山並み、眼下には梓川の流れと帝国ホテルの赤い屋根が見え素晴らしい景観である。西南の方向にはこれから登るK2ピークと霞沢岳が指呼の間に見られ先を急ぐ。9:40 K2ピークを経て、10時ジャストに霞沢岳山頂に全員が到着。大塚リーダーの「10時までに登頂できなければ、そこから引き返すこと!」というきついお達しに誰も触れる事もなく、全員で山頂からの景観を楽しみながら、小屋で作ってくれた弁当で早めの昼食をとる。10:30 快晴無風の山頂に後ろ髪が惹かれる思いを振切り下山開始。下山とはいえJPまでの登り下りに辟易させられながら、徳本峠を経て5:00前に上高地山岳研究所に全員無事帰着。
山研での夕餉は、中島さんと中谷さんに準備して頂いた佐賀牛での豪勢なシャブシャブで、今日の素晴らしい山行を祝う。
1日(水) 早朝上高地を後にし、沢渡で帰阪組と初秋の野麦峠を楽しむドライブ組の二組にわかれて帰阪した。 (廣田猛夫)
帰阪組と別れた野麦峠組は一路峠を目指してドライブ、正面に素晴らしい姿の乗鞍岳を望む野麦峠を散策し高根村の野麦峠記念館を見学しました。野麦峠は岐阜県の高根村と長野県奈川村の西の端が接した所で標高1672メートルの所に有り、日本で一番高い所に有る一等水準点の標石が有りましたが此れには“水準点は地図作成や土木工事等に利用されるばかりでなく地殻変動や地盤沈下等を知る手がかりにもなる非常に重要な役割を果たして居ます”と刻んで有りました。これから向かう野麦峠スキー場は意外にも離れていて四方を標高2000メートル級の山々に囲まれた奈川村の東の端でした。
宿に荷を置いてスキー場まで散策に出かけましたが此処からは乗鞍岳は勿論、前日に登った霞沢岳、その後方には穂高連峰も望める眺めの良いゲレンデでした。宿のアルペン野麦は当日の宿泊者は我々だけでしたのでゆっくり温泉を楽しみ登山の疲れを癒す事が出来ました。(大塚)
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