| 2003年度第8回 |
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阪下 幸一 |
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| 山陰支部との合同登山二週間後の6月5日に2003年度第八回目の植村直己冒険賞の授賞 式が兵庫県日高町であり、案内を戴き出席する機会を得ました。今回の受賞者はマウンテンバイクで北極海のムールマンクスを03年9月1日出発し8ケ月駆けてマガダン郊外のオホーツク海ベセラヤ湾迄、14927ロを踏破した鳥取大学OBの安東浩正氏で式後の記念講演「極北のサイクリスト」 世界の果てからのメッセージ〜を聞き感動しました。 講演の内容は昨年2002年8月〜2003年6月にかけてバルト海フィンランド湾のムールマンスク〜サントデルブルグ〜パイカル湖〜マガダン間のメインルート14927キロ、ハバロフスク〜ウラジオストク間の約900キロ、総距離合計15847キロを踏破、シベリヤの氷点下40度の世界を経験し、イルクーツクよりヤクーツクの間は凍結したパイカル湖やレナ川の凍った川面2000キロは冬の間のみ可能なリバーツーリングで川上の冬道では40キロ毎に村がありロシアの極東進出のメインルートで、200年前の江戸時代に大黒屋光大夫も馬車で通過したらしい。地図に載っていない冬の間だけ存在する冬道ジムニックにルートをとり、現地の住民との温かい交流等、旅は遥かに面白いものとなったとの事。 ムールマンクスより248日14927キロの旅の終っての安東さんの心境は短時間では語り尽くせないものがあったと思う。シベリヤは冬の方が道も凍り、川も湖の上も走れ、又夏はぬかるみの永久凍土も冬には走れる道もあるとかで驚きました。安東さんはチベットもバイクで踏破され未踏峰も登られて本も出版されている。私も二回チベットの未踏峰を登っていたので、しばらくの間、話が出来、山陰支部で鳥取大OBの藤井、吉川の人達も来られており、愉しい一刻を過ごす事が出来ました。使用したマウンテンバイクや装備等も陳列されていた。 特別賞として明治大学山岳部、炉辺会の8000m峰14座登頂の表彰もあり、有意義な一日 でした。もっと詳しく知りたい人は 「安東浩正氏のシベリヤ冬季横断一万五千キロ」の記事が、 昨年の 「山と渓谷九月号・岳人九月号に出ていますし、府岳連広報の「山岳大阪のbP61号」に私が記録の要点を紹介していますので見てください。ほかに鳥取大学山岳部の会報 (山第17号) を一冊ルームに寄付して置いています。 ヒマラヤンサイクリストのホームページ http://www.tim.hiho.ne.jp/andow を開くと安東さんの活動を知る事が出来ます。 |
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