支部山行 08−04   女性のための山行   

大御影山〜滝谷山

新本 政子


  

 前日、山行委員の山内さんから「雨ですが決行」のメイルが入り、早朝小雨の中、家を出た。今日は湖西今津の酒波寺と若狭三方町成願寺を結ぶ近江坂と呼ばれる古道を歩けると楽しみに参加した。

中島・久保車の総勢6名がヒラデスト今津駐車場に集合。休憩所の室内で雨支度を整え、9時30分傘をさして歩き出した。平池に咲く自生の黄花菖蒲や杜若を雨の中に美しく眺めて、平池登山口より登り出す。雨具の所為もあり最初の登りに一汗かきながら植林帯を抜け広葉樹の自然林の山道を足元に注意しつつ歩を進める。

10時20分「近江坂」の標識。コナスビ・ウメモドキ・サラサドウダン等々目に付く花や木の名前の同定に忙しい。先生は久保さん山内さん。私は専ら「これは・あれは」と質問係。滝谷山分岐にて小休止。尾根道も展望は諦めて花やブナ林、そして、ひそやかな風を楽しみながら、11時30分河内谷林道に出る。たわわに薄桃色の花を着けた数本のタニウツギが迎えてくれる。



ああ美しいと写真休憩の後、大御影山登山口の標識に導かれて再登。程無く県境大谷山分岐に出会い、緩やかな県境尾根を素晴らしいブナ林と雨に洗われて美しい新緑を愛でながら3等三角点のある大御影山へと到着する。山頂の標識と共に高島トレイルの真新しい標識があった。此処から若狭の海も見えるらしいが、今日は望むべくもなく、12時20分が小止みとなったのを幸いに、ゆっくり座って昼食を取る。



記念写真を撮る頃には再び小雨が降り出して、長居無用と元来た道を引き返す。往路気付かなかったイワカガミの群生に咲き残った花をみつけて喜んだりしながら1時間20分程で滝谷山分岐に戻りつく。地図を眺め橋の無い川の水量を気にしつつ、滝谷山へと雑木林から荒れた人工林の中のテープを追った。



3等三角点滝谷山は杉林の中にあった。早々に記念写真を撮り、植林帯を抜けると急な丸太の階段が現れた。滑らぬように慎重に沢へと下る。雨で増水した沢も難無く渡り林道に出た。お猿の出迎えを受けながら淡海橋を渡り東屋で休憩。この頃になってやっと雨も上り、今を盛りと咲くフジ・ホウ・ヤマボウシ・タニウツギ等を眺めながらお茶の時間を楽しみ、処女湖の沿道を又木や花の名前を確かめながら出発地点ヒラデスト今津へと戻る。帰路、近江今津でモロコや小鮎の佃煮を求めて家路についた。雨のおかげで静かな山行を楽しめたが、この次は近江と若狭の展望を楽しみたい。

[期  日]   5月31日(土)
[コースタイム]
登山口9:50―滝谷山分岐10:50―林道11:30−大御影山12:20〜12:55−滝谷山分岐14:20―滝谷山15:00―東屋16:00―ピラデスト今津16:40
[参加者]   久保和恵、中島隆、能田忠明、宗實慶子、山内幸子、新本政子